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2021/04/11 17:00



ITmedia ビジネスオンライン 香りと記憶は、切っても切れない関係:脳を強くする56の習慣(1/2...
香りと記憶は、切っても切れない関係
脳を強くする56の習慣
2014年10月27日 07時00分 公開
[米山公啓,Business Media 誠]
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集中連載「脳を強くする56の習慣」について

本連載は、米山公啓著、書籍『脳を強くする56の習慣』(中経出版)から一部抜粋、編集しています。
最近、うっかり用事を忘れることが増えた、発想がどうもマンネリだ――あなたにも心当たりはありませんか?
「自分はまだまだ大丈夫」と思っていても、家族や周りの人が認知症や脳梗塞になった途端、他人事ではすまなくなります。
では、「強い脳」とは何でしょうか? 記憶力や集中力が高く、さらには豊かな創造性を発揮する脳のことをいいます。まずは動脈硬化にならない、健康であることが「強い脳」への第一歩です。
本書では医学博士の米山公啓氏が、最新の知見をもとに脳を「強くする」習慣を紹介します。
「1日3杯のコーヒー習慣」「新作映画を映画館で観る」などの、強い脳をつくる、日常生活でちょっとひと工夫すれば実践できるものばかりです。さあ、あなたも今日から始めてみませんか。
香りと記憶は、切っても切れない関係

 香りと記憶の関係は、以前からいろいろと研究されてきました。というのも、記憶と香りは結びつきやすいという経験があるからでしょう。

 夕飯時に食事を作る香りが漂ってくると、自分が子どものとき母親が作ってくれた夕飯を思い出したりするものです。それも特定の香りでは、一瞬に記憶が呼び覚まされます。

 香りは記憶を引き出すものですから、何か物事を記憶する際に香りを結びつければ思い出しやすくなる――つまり、記憶力がアップするのではないかと考えるのも自然でしょう。

 英国ノーザンブリア大学の研究によれば、一方の部屋にのみローズマリーのアロマオイルを漂わせて記憶力テストを行ったところ、アロマオイルを嗅いだグループのほうが長期的な記憶力がおよそ6~7割ほどアップしたとしています。